ルネスタとは

ルネスタ ルネスタ(一般名:エスゾピクロン)とは非ベンゾジアゼピン系であるシクロピロロン系の短時間型睡眠導入剤になります。
日本では2012年から販売されており、日本薬事法における習慣性医薬品となっております。
服用してから約30分程度で効果が現れ、離脱も早い特徴があり、寝付きが悪い方に適した睡眠薬になります。
ルネスタは、同じ睡眠薬であるアモバン(一般名:ゾピクロン)の改良型であり、アモバンの副作用で生じる苦みが含まれたR体を除いた、苦みがあまり無く睡眠作用が強いS体だけを抜き出した改良版の睡眠薬になります。

ルネスタの効果

ルネスタは、睡眠薬のアモバンを改良した非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬になります。
最高血中濃度時間は約80分程度であり、服用してから約30分程度で効果がすぐに表れる超短時間型ですが、その代わり持続時間が短く朝には効果も無くなる為、翌朝に眠気が持続する事が少ない睡眠薬になります。
寝付きが悪い方(入眠障害)や、眠りが浅く途中で何度も起きてしまう(中途覚醒)ような睡眠障害に適しております。

ルネスタの主な効果

  • 睡眠障害

ルネスタの副作用

ルネスタはアモバンに比べると、苦みといった味覚障害や肝機能障害の副作用は出にくいですが、全く出ないという訳ではありませんので注意してください。
ルネスタは短時間で効果が出始める為、服用後の早い段階で意識がもうろうとなったり、自分の行動を忘れる(一過性前向性健忘)といった副作用が表れる事がある為、睡眠直前に服用するようにしましょう。
また高齢者の方は特に服用後のふらつきによる転倒などに注意してください。

ルネスタの副作用

  • 味覚障害
  • 肝機能障害
  • めまい、ふらつき
  • 一過性前向性健忘

服用の量を減らしたりする場合は、医師の指示の元で行うようにして下さい。
滅多に出ない重い副作用もある為、重い副作用の症状が出た場合には、すぐに医師に相談して下さい。

ルネスタの併用禁止薬

心臓障害のある方や肝臓・腎臓に障害のある方は薬の作用が強く表れてしまう可能性がある為、ルネスタを服用する事は出来ません。
また、ルネスタの血中濃度が低下する事があり、通常よりも効果が出るのに時間が掛かったり効果が弱くなる可能性がある為、食後の服用は避けるようにしてください。
妊婦、授乳中は母乳に移行する為、服用を避けるようにしてください。
その他、現在服用中の薬がある時や他の薬を併用する場合には、必ず医師に相談しましょう。

ルネスタの併用禁止薬

  • リファンピシン(商品名:リファジン)
  • 抗真菌薬(商品名:イトラコナゾール)
  • 筋弛緩剤(鎮痙薬)

ルネスタの離脱症状

離脱症状の原因となっているのが長期間の服用によるもので、身体は定期的に薬が入ってくると思い、薬に合わせて体内を調整します。
それがある日突然入ってこなくなると身体は驚き、体内のバランスが崩れてしまい、薬が体内に入らないという変化に対応できず、離脱症状となって出てきます。
身体依存により、急な断薬が原因で反発性の不眠が生じたり、体のバランスが崩れ体調不良になってしまう場合もある為、減薬や断薬には注意してください。

ルネスタの離脱症状

  • 睡眠障害
  • けいれんの発作
  • 意識混濁、不安感
  • 幻覚、錯覚、妄想

離脱症状は、病気の再発や悪化とは全く関係なく、副作用によって症状が出る為、その違いをきちんと理解し対処していく事が望ましいです。
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