パキシルとは

パキシル パキシル(一般名:パロキセチン)は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と呼ばれる薬であり、ストレスなどの原因で、「脳内の神経伝達物質であるセロトニンが減少するのを防ぐ薬になります。
パキシルは、イギリスの会社、グラクソ・スミスクライン社(元スミスクライン・ビーチャム社)が開発したSSRIとなっており、日本での販売が2000年の11月から開始され、薬事法により、劇薬指定を受けております。
抗うつ剤の中では作用が強く、治療には非常に効果的ですが作用が強い分、副作用も「やや強め」となっており、作用が強い為、軽度うつ病の方への効果を疑問視する声もあり、簡単な気持ちでパキシルを用いての薬物療法は避けた方がいいと奨されております。
他にも、パキシルの服用を開始すると特に初期症状として、副作用以外にも人に対して攻撃的になってしまったり自殺を考えたり計画してしまう傾向がある為、服用には、それなりのリスクを伴い、服用によって悪い結果が出てしまうことになり、2009年には厚生労働省により薬に添付されている文章内に攻撃性と自殺企図が明示されました。
また、服用を突然止めてしまう(断薬)と危険性が高い、うつ薬中断症候群の症状が出る場合もある為、注意が必要となっております。

パキシルの効果

パキシルは、落ち込んだ気分を和らげたり意欲を高めてくれる効果がある薬となっており、うつ病やパニック障害・心的外傷後ストレス障害・不安障害強迫性障害摂食障害・月経前症候群などの治療にも使われております。
また、落ち込んだり、悲観的になったり、集中できない、やる気が起きない、など様々な事をマイナスに感じてしまう心を改善してくれ、心が前向きになるのを助けてくれる働きがあります。
パキシルを服用することによって、脳内の神経セロトニン(人の気分に関わる神経伝達物質)を再取り込みする、セロトニントランスポーターの働きを阻害してくれ、脳内のセロトニンの濃度を高めてくれ、神経伝達力を向上させてくれます。
その結果、うつ病などの症状が改善され、気持ちが晴れ、不安や緊張がほぐれ、気分が晴れたりもします。
また、他の神経には作用することがなく、脳内のセロトニン系の神経に選択的に作用するのが特徴となっており、この特徴から「選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)」と呼ばれており、抗うつ剤の中では安全性が比較的高い薬とされ、従来の抗うつ剤と異なる新しいタイプの薬となっております。

パキシルの主な効果

  • 気分が晴れる
  • 意欲向上
  • 緊張緩和く
  • 集中力向上

パキシルの副作用

パキシルは発生頻度が低いものの、注意が必要な非常に重い副作用は発生確率が1%未満とされておりますが、人によっては逆に神経過敏になってしまい、イライラしたり、気分が落ち着かず、攻撃的になってしまったり、心の変調が多くなり、自殺企図などが症状として出る場合もある為、服用には注意が必要です。
尚、投薬を突然止めてしまうと、知覚障害・睡眠障害・発汗・身体の震え・シャンビリ(耳鳴りでシャンシャン聞こえたり、手足がしびれビリビリする。)・うつ病が再来する場合があります。
お酒などのアルコール類と一緒に飲んでしまうと、副作用の症状が起きやすくなってしまいます。服用を開始してからは、特に飲酒を控えるようにしましょう。

パキシルの副作用

  • 初期症状として吐き気を伴う(2週間程度で治まる)
  • 口渇、めまい、頭痛
  • 便秘、食欲不振
  • セロトニン症候群
  • 錯乱、幻覚
  • 倦怠感、肝機能障害

妊娠中や服用を始めてから妊娠した方は、必ず医師に相談するようにして下さい。
精神の変調が気になる場合には、すぐに医師に相談してください。

パキシルの併用禁止薬

過去にパキシルに対して過敏症を発症してしまった人や、モノアミン酸化酵素阻害薬という抗パーキンソン病薬を服用中、あるいは服用を止めてから2週間に満たない人はセロトニン症候群が現われることがある為、服用が禁止されております。
また、脳内のセロトニン濃度が上昇する為、塩酸チオリダジン(メレリル)という抗うつ剤を服用している人も、パキシルが薬物の代謝酵素の働きを妨げる作用があり塩酸チオリダジンが血中濃度をあげてしまう危険がある為、併用の禁止がされており不整脈など心臓の動きにも関わってくる為、注意が必要となっております。
抗パーキンソン病薬であるピモジド(オーラップ)も、QT延長症候群や心室性の不整脈などの重篤な副作用が出てしまう可能性がある為、併用を禁じられております。
他にも多くの併用禁止薬があり、三環系抗うつ薬や抗不整脈薬・交感神経β受容体遮断薬(β遮断薬)・ワルファリン・シメチジン・血液凝固を防ぐ薬などが併用を禁止されております。
また、セイヨウオトギリを含んでいる食品を摂取してしまうとパキシルの効果を高めてしまう可能性がある為、摂取は控えなければならなくなっております。

パキシルの併用禁止薬

  • 塩酸チオリダジン(商品名:メレリル)
  • ピモジド(商品名:オーラップ)
  • 三環系抗うつ剤(商品名:トリプタノール)
  • ワルファリン(商品名:ワーファリン)
  • モノアミン酸化酵素阻害薬(抗パーキンソン病薬)
  • 交感神経β受容体遮断薬(チモロール、メトプロロール)
  • シメチジン
  • 不整脈薬
  • 抗凝固薬
  • セイヨウオトギリ含有食品(英名:セント・ジョーンズ・ワート)

パキシルの離脱症状

パキシル(抗うつ剤)の離脱症状が起きる理由は、体内の血中濃度が急激に下がってしまい、身体が対応しきれず、神経のバランスが崩れてしまう為、離脱症状が生じると考えられております。
理由の中には、セロトニンが関係している事は間違いありませんが、他の詳細はまだ解っておりません。
一定の期間服用を続けていると、身体が、抗うつ剤は毎日入ってくるものと認識してしまい、入ってくる事を前提に、体内の機能を調整するようになります。
しかし、これを突然止めてしまうと、いつも入ってくるものが入ってこない為、身体が驚いてしまいます。
薬が入ってくる前提で身体の機能を調整している為、この調整にも変調をきたします。その結果、離脱症状を引き起こしてしまうのです。
また、離脱症状と関係しており離脱症状を引き起こしやすくしているのが、身体の代謝や抗うつ剤の半減期(長いほど離脱症状が出やすい)に薬の作用の強さが関係していると言われております。
離脱症状の特徴的な症状を下記に挙げさせて頂きます。

パキシルの離脱症状

  • シャンビリ(耳鳴り、しびれ)
  • 発汗、めまい
  • 震え

パキシルの服用を止めるときは自己判断で止めてしまうと離脱症状が出やすく、多くの原因が自己判断によるものとなっております。
離脱症状の頻度を下げる為にも医師と相談しながら、徐々に服用量を減らしていきましょう。

パキシルのジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間(20~25年)が過ぎ、同一成分の医薬品として製造された総称です。
いわゆるコピー商品であり、後発医薬品の事を差しますが同一成分を利用して開発費用を低く抑える事が出来る点で、そのまま薬価に反映されており、安価で購入する事が可能です。
病院処方であっても、病院にジェネリック医薬品へ変更して欲しいと申し出れば、ジェネリック医薬品に変更してもらう事も出来ます。
パキシルのジェネリック医薬品は日本と海外を合わせると、多くの会社から製造および販売がされております。国内だけでも28社もあり、79種類ものパキシルのジェネリック医薬品があります。
ジェネリック医薬品の特徴として先発薬に比べ価格が安くなっており、同じ成分が含まれているのが特徴となっております。
パキシルのジェネリック医薬品は、先発薬の6割程度で購入が出来るようになっており、国内で有名なのは「パロキセチン」、海外からは「ペクセップ」「ゼット」などが知られており、国内製と海外製の違いは値段であり、海外製は国内製よりも安くなり、3~4割程度の値段で購入することが出来るようになっております。
主成分も先発薬、後発薬ともにパロキセチン塩酸塩水和物が主成分になっている為、効果効能および副作用なども変わる事はありません。
その為、ジェネリック医薬品は後発薬というだけで値段が低価格になり購入しやすくなっているので非常にお得となっております。
購入方法も簡単で、個人輸入であればインターネットを通して行うだけで、24時間いつでも購入でき、手続きなどは輸入代行会社が行ってくれる為、これといった心配もなく簡単に購入する事が出来ます。
いつも使っているインターネットサイトがあれば、ポイントが付いたりして購入価格が安くなることも可能になります。
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